2013年4月7日日曜日

極私的コンシューマゲームセレクション:第19回「デッドライジング」_2

。すみません。早い話,私はすっかりゾンビフリークになってしまっていたということを言いたかったのだ。  そんな私個人の話はキリがないので,DQ10 RMT,もういいや。今や“ゾンビ”といえば,それがどんなものかは誰もが知っている。ゾンビ映画は21世紀になってからも数多く作られており,近年では「ショーン?オブ?ザ?デッド」や「ゾンビーノ」といったコメディまで誕生している。しかしまぁショーン?はともかく,ゾンビ映画はイマイチなものが多いというのも事実だ。うーん,前半は妙に面白かった「28日後」の続編「28週間後」が楽しみだなあ(あの映画はゾンビだとは言ってなかったかもしれないけど)。  映画の話もキリがないので,もういいや。1996年にカプコンから「バイオハザード」が発売されたとき,直感した。ああ,このゲームの制作者は自分と同じアレだ,20年以上もゾンビの夢を見続けている人間だ,と(私の勝手な憶測である)。本当はこのゲームで,じわじわ迫り来る大量のゾンビを描きたかったに違いない,と(私の勝手な憶測である)。しかしプレイステーションの性能の限界から“大量のゾンビ”か“写実的なグラフィックス”のどちらかを迫られ,当時は泣く泣く後者を選んだに違いない,と(私の勝手な憶測である)。  それから10年,Xbox 360というスペシャルなゲーム機の登場により,ついに“写実的なグラフィックス”と“大量のゾンビ”の両立を実現する日が来たのだ(私の勝手な憶測である)。 ゾンビいっぱいのショッピングモール  「デッドライジング」は,2006年9月28日にXbox 360で発売された,ゾンビパラダイスアクションゲームだ。2007年6月14日に3990円(税込)に価格を引き下げたプラチナコレクション版が,11月1日には「ギアーズ オブ ウォー」()とセットになったプラチナダブルパックが発売されている。いやはや,このダブルパックは素晴らしい。個人的に“Xbox 360の存在意義そのもの”といっていいほどの名作2本が,セットで5240円(税込)で買えてしまうのだ。  デッドライジングの目的は,アメリカのコロラド州ウィラメッテという,人口5万人ほどの小さな町のショッピングモールを舞台に,72時間生き残ることである。主人公フランク?ウエストはフリーのジャーナリストで,「今,FF14 RMT,ウィラメッテが事件らしい」という裏情報をガッチリキャッチし,カメラ一つ持ってこの町に乗り込んできたのだ
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