。それに関しては祁答院氏も「まあ,(今回も)やらかしてますけどね。最後は我慢できなくなっちゃって(笑)」と語っていた。 しかしながら,過去のコープスパーティーに比べれば,ホラーが苦手でも遊びやすい内容になっているのは確かで,これまでコープスパーティーを敬遠していたという人には,入門編として手を出しやすい一本なのは間違いないだろう。 祁答院氏も「コープスパーティーをやったことがない人も,ぜひ遊んでほしいです」と話していた。少しでも気になっている人は,ぜひプレイしてみてほしい。 続いては,1996年に制作された初代「コープスパーティー」に関するトークへ。PC雑誌の投稿がきっかけで誕生したという初代「コープスパーティー」は,当時大学生だった祁答院青年を中心としたチームで制作された,カバル RMT。しかし当時のチームは,シナリオ執筆や簡単なイラストを描くことはできたものの,ゲーム制作に欠かすことのできないプログラミングとサウンドの制作はできなかったという。 そこで思いついたのが,コンストラクションツールとして有名な「ツクール」シリーズだ。「ツクール」シリーズを使って,「まずは形だけでも作り始めよう」ということで,「コープスパーティー」は動き始め,大学の制作課題そっちのけで没頭したと語った。 そのため同級生からは良く思われていなかったと,祁答院氏は当時を振り返るが,初代から17年経った今でもシリーズを作っているのだから,結果オーライだとも語っていた。ニッコリしながらそう言った祁答院氏に,来場者もうんうんと頷いていた様子だ。 しかし気になるのは,なぜ“ホラーゲーム”を作ろうと思ったのか,ということだ。「RPGツクール」は基本的にはRPGを作るツールであるため,「コープスパーティー」のようなホラーアドベンチャーを作ろうという発想は,希といえば希だ。林氏からも「なぜホラーなんですか? ドラゴンを倒しにいくようなゲームを作ろうとは思わなかった?」との賳枻畲鹪菏悉送钉菠堡椁欷皮い俊?br> その回答によれば,祁答院氏がチームと共に作った最初の作品「サバトの女王」は,実はふんわりとしたテイストのファンタジーRPG……だったらしいのだが,ドラゴンクエスト10 RMT,最後はキャラクターが血まみれになるという残酷な結末が待ち構えている。“血まみれ”というワードが「コープスパーティー」を連想させるが,祁答院いわく「当時から病んでいたんですよね(笑)」とのこと。
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