HEROES」というタイトルにも,前田への愛は込められているような気がしてくる。というのも,前田は現在,Diablo3 Gold,FEGが運営する総合格闘技イベント“HERO'S”のスーパーバイザーを務めているのだが,前田ファンの多くは,「HERO'Sもいいけれど,リングスの復興を!」と思っている。 これを考えれば,もう答えは見えているだろう。本作のタイトルには,「NO MORE HERO'S」……つまり,「RINGS ONCE MORE」という願いが込められているのである。 ……いい加減,キリがなくなってきたので,筆者の推測というか妄想の垂れ流しは,このへんで終わりにする。が,前田ファンならば,本作で遊べば遊ぶほどに,「おっ,ここにも前田が!」と気付かされるポイントが多数隠されていることだけは確かだ(これは誤解や妄想じゃないと思う。きっと)。だからこそ,声を大にして言いたいし,声に出して読みたい。「前田が好きでゲームも好きなら,ぜひ遊んでみよう!」と。 シュペルタイガーで爆走。そして転倒。この瞬間の乾いた空気感は,あの映画に影響を受けていた10代の前田日明を表現しようとしているのだろうか…… 前田ファンじゃなくても十分楽しめるはず。このノリさえ合えば いちいち例は出さないが,シルヴィアのセリフには秀逸なものが多い。シルヴィアの言葉の数々に翻弄されたいならば,ぜひ最初から最後までプレイしてもらいたい,Buy Diablo 3 Gold。本当の最後まで じゃあ前田に興味がない人には向かないか? というと,決してそうではない。遠い昔に前述したように,世界観やキャラクター,セリフ,演出に一貫したB級映画テイストはバカバカしくも格好良いし,アクションも爽快だ。任天堂のファミリー向けハードという印象が強いWiiでリリースされているのに,下ネタだってたっぷりある。下ネタの数々が,乾いた感じで,なおかつ頭の悪さが全面に出ているという,アメリカンB級バカ映画っぽい味付け(ほめ言葉)になっているのも,本作の大きな見どころだ。 トラヴィスは自室でビデオを見たり(元気ロケッツの「Heavenly Star」のプロモーションビデオをフルサイズで再生できる),冷蔵庫の中を漁ったり,愛猫ジーンと戯れたり,着替えたりできる それらをひっくるめたうえで,疾走するストーリーも見物である。ネタバレを避けるために詳述はしないが,中盤以降,ランキング5位のレッツ?シェイク戦からランキング1位のDARK STAR戦,そしてその後に明かされるトラヴィス出生の秘密,謎の男の正体は
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