2013年1月23日水曜日

なぜソニーはPCゲーマー向けのヘッドセットを始めたのか。開発者に聞く,「DR-GA500」「DR-GA200」発売直

。ここでは「実際に触ってもらう」意)するといった流れになっています。 :  となると,開発にあたっては,欧州のゲーマー,とくにFPSプレイヤーの意見がかなり反映された? 山崎暁史氏:  そうですね。ゼロからの出発ということで,前任者が,プロゲーマーの集まる大会を視察したり,欧州で市場調査を行ったりして,「そもそもPCゲーマーは,ムートンブーツugg,ヘッドセットに何を求めているのか?」を調べました。  その結果得られたのが,「FPSの場合,360°のゲーム世界で,四方で鳴る音を的確に聞き分けられなければやられてしまう」というデータと,「FPSやオンラインRPGではプレイ時間が極めて長くなり,(ヘッドセットをずっと装着し続けていると)汗や熱さが気になる」というデータです。  つまり,オンラインで長時間ゲームをプレイするにあたっては,装着時の快適性がまず求められ,さらにFPSに限っては,周囲の音情報を正確に把握できるサラウンド音場が必須になる,ということですね。 :  オンラインRPGプレイヤーの意見も,快適性という観点では得られたと。 山崎暁史氏:  ええ。そして,その2点であれば,弊社のテクノロジーを活用することで,ソリューションをご提供できるという確信が得られました。このタイミングから,「モノとして作り込んで,FPSとオンラインRPG用に向けた最高のヘッドセットにしよう」というトライが始まったんです。 :  なるほど,それはいつ頃の話なのでしょう。 山崎暁史氏:  正確な時期はお伝えできませんが,かなりの時間検討を重ね,できあがったのが,このDR-GA500とDR-GA200だとは言えます。  重要なポイントは3つあり,1つは(DR-GA500で)バーチャル7.1chの「FPSモード」を用意した点。これが最大の特徴です。次に(DR-GA500と,アナログヘッドセット単体のDR-GA200の両方で実現される)快適性。「サポートパッド」と呼んでいるイヤーパッドが3分割されており,Diablo3 Gold,これによって側圧の分散と,快適性の確保を行っています。そしてもう1つが,それによって実現した,サイバーかつ特徴的なデザインです。 FPSモードを実現する「VPT」はヘッドセット込みでチューニングを実施:  いまご紹介いただいた3つの特徴について,もう少し突っ込んだお話を聞かせていただけますか。  とくにDR-GA500の場合,外付けのプロセッサボックスによるFPSモードの正体が,やはり気になります
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