。 マネキンに取り付けた例。HMZ-T1のヘビーユーザーであるほど,ヘッドバンドと目幅調整機能に頼ってしまいがちになると思う。最初は意識してヘッドパッドの前後調整を行ったほうがいいだろう さて,映画を見ているときには気づかなかったのだが,スパIV AE Ver.2012をプレイしたところ,HMZ-T1よりもHMZ-T2のほうが,画面外周のフォーカス感がかなり甘く見えてしまった。体力ゲージやスーパーコンボゲージのような,画面外周に描き出されている情報がHMZ-T2の方がぼやけて見にくくなっていたのである。 「劣化!?」と早合点することなかれ。実はこれ,HMZ-T2の新要素として上で紹介したヘッドパッドの前後調整がうまくいっていなかったために生じた現象だった。ように,まずここを調整しなければならなかったというわけ。ここをきちんと調整すれば,HMZ-T1と同等の見え方になる。 もし,中央にだけフォーカスが合い,外周がぼけて見えにくいと言うときは,IXA RMT,ヘットパッドの前後調整を試してみることを強くお勧めしたい。 HMZ-T1では厚みの異なるヘッドパッドを差し替えることで目と接眼レンズまでの距離を調整していたが,HMZ-T2では,ヘッドパッドが引き出し調整式に変わったため,厚みの異なるヘッドパッドは付属していない なお,「しっかりと装着しているのに,どうしても映像が全体的にぼけて見える」という場合は,本体が左右にずれている可能性や,正面方向に回転ズレを起こしている可能性がある。 HMZ-T2やHMZ-T1はヘッドマウントディスプレイであり,左右の目は,それぞれ個別の映像パネルを見ている,メイプルストーリー RMT。平面視映像を見る場合,HMZシリーズは両方の目に同じ表示内容を見せて1つの映像として見せているので,左右ズレや回転軸ズレはボケとしてシビアに“効いてくる”のだ。この点は,ヘッドパッドの調整問題と同じか,場合によってはそれ以上に注意したい。 ■気になる表示遅延も確認 ゲーム用途と言えば気になるのが表示遅延だろう。 今回,HMZ-T2では「スタンダード」および「ゲーム」,HMZ-T1では「スタンダード」の画調モードで計測を行ったが,結果,ほとんどのケースで約33msの遅延を確認した。60Hz換算で約2フレームの遅延であり,現行のソニー製液晶テレビシリーズ「ブラビア」と同等ということになる。 ちなみに,いま「ほとんどの」ケースでとしたのには理由がある
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